突発性難聴・耳鳴りの改善症例

突発性難聴・耳鳴りの改善症例

耳の写真
  • 病院の薬で良くならなかった方
  • 薬以外の方法を探している
  • 本当に鍼灸は効果があるのか

突発性難聴・耳鳴りの改善症例の一部を公開しております。

上記でお悩みの方に、出来るだけ不安を和らげて頂くために施術内容の詳細を公開しております。

ご参考ください。

耳鼻科の医師が驚くほどに聴力が回復

■お客様
60代 女性 自営

■来院
2020年5月

■症状と来院理由
3週間前に突然めまいに襲われた。すぐにめまいは落ち着いたが、電話で右耳から音が聞き取れないことに気づいた。

耳鼻科を受診し、聴力検査を行うと右耳の聴力が低下しており医師に「重度の突発性難聴」だと診断を受けた。ステロイド投薬で様子を見るも症状に変化はなく、2週間後の検査では改善がみられなかった。

男性との会話や電話対応がしにくく、このまま年齢を重ねるとさらに悪くなるのではないかと心配になり、病院以外の方法を探した。NHKで鍼の番組を見て、耳にもいいのではないかと思い「はり 耳鼻科」で検索したところ耳鼻科を専門としている当院のHPを見て来院された。

施術内容と経過
頚肩を触診すると内耳への血流に関わるコリがみられた。コリを緩め血液を耳に促すため肘と足に鍼をした。週に3回の施術を続けると、少しずつ聞こえに変化がみられ、犬の鳴き声が右耳から少し聞こえるようになった。

11回目の施術後、耳鼻科で聴力を測ると前回よりも改善傾向にあった。内臓調整も行いさらに内耳へ血液を送れるよう調整した。繰り返し施術を行うと、駅のアナウンスやテレビの音が聞こえるようになった。電話での会話も少し遠くには感じるが聞こえる。

23回目、施術後の聴力検査の結果では正常値の範囲まで回復し、日常生活に支障なく暮らせるまで回復することができた。

聴力シート

■主に使用したツボ
肘溝R 玉横R 腎陽R

■考察
頚肩の凝りを緩めることで新鮮な血液を内耳へ届けることを集中して行うことで耳鼻科の医師も驚くほど聴力が回復した。最初は少しでも良くなればと弱気な面もみられたが、聴力が回復し日常的な音が入ってくることでどんどん施術に前向きになっていった。耳はメンタル面にも関わりが深いため前向きに施術に取り組めたことも改善の要因だと感じている。

職場のストレスで陥った難聴が改善

■お客様
40代 男性 会社員

■来院
2019年10月

■症状と来院理由
9月末に左耳から「ボー」という音がした。病院で検査を受けると聴力に異常はなく、内服薬を処方された。薬を服用するが、その後も耳鳴りや聞こえづらさが続いた。

2週間後、電車に乗っているとさらに音の聞こえが悪くなった。病院を再受診すると高音域の部分の低下みられた。

日を追うごとに聞こえづらさが増し、生活に影響が出始めた。強い不安に駆られインターネットで突発性難聴について調べたところ、当院のHPの実際に改善された方の声を読み来院された。

施術内容と経過
首や肩のコリを見ると内耳への血流に関わる場所に顕著なコリがみられた。背中と手に鍼をするとコリが緩み少し閉塞感が楽になった。

週に2回の施術を繰り返し、少しずつだが耳の閉塞感が気にならなくなり聞こえも改善してきている感覚がある。

さらに足に鍼をすることで内臓へのアプローチも加えると5回目には耳鳴りにも変化があり、10回目にはほぼ耳鳴りを感じなくなった。

その後も施術を続けることで聴力検査も正常値になり、終了とした。

聴力シート

■主に使用したツボ
精霊L 黒紋L T3(3)L

■考察
問診で職場での強いストレスが体に過剰な緊張が起こり頚や肩のコリが強く出たのだと考えた。今回のようなケースでは、肉体的なアプローチだけでなくメンタル的なアプローチも必要になる。メンタル面と内臓の機能は関係性が強く、同時に内臓の調整を鍼で行ったことが功を奏した。

耳鳴り改善し、仕事に集中できるようになった

■お客様
30代 男性 会社員

■来院
2020年9月

■症状と来院理由
3週間前の朝に、音が響くようになり聞こえ方に違和感があった。耳鼻科で聴力検査を行うと左耳の低音部分が40dBほどまで低下していた。高音も聞こえづらい状態。薬を処方してもらい服用すると少しずつ聞こえは回復、しかし耳鳴りがどんどん強くなり、さらに物音が響いて仕事に集中できない。

以前突発性難聴にかかったことのある知り合いに相談すると鍼を勧められた。HPで当院を見つけ突発性難聴を専門としており、家からも通いやすいことから来院された。

■施術内容と経過
耳への血流に関わる首と肩にコリがみられた。腰と腕に鍼をすることで、首と肩のコリを緩めた。普段から蓄膿の症状に悩まされていることから、鼻の問題も考え施術を行った。

2~3回目、首肩のコリと鼻の状態を改善させることで、耳鳴り、音の響く感じが軽減した。

6回目、生活で耳鳴りの音が気にならず生活できており、仕事にも支障がなくなった。

使用した主なツボ
後谿L 白涼L 合通L

■考察
聴力が回復傾向だったこともあり、短期間で耳鳴りも改善し仕事に集中できるようになった。耳鳴りを訴える方の特徴の1つとして鼻の症状がある。鼻炎・蓄膿などの症状がある場合、施術を取り入れることで改善を目指すことができる。

耳鳴りがうるさく勉強に集中できなかったのが5回の施術で 改善した症例

■お客様
40代 女性 会社員

■来院
2020年2月

■症状と来院理由
7年前から耳鳴り(キーン)を発症。耳鼻科を受診し、検査を行うが聴力は正常なため「何も問題がない」と言われる。ストレスを感じると耳鳴りが強くなり、寛解と再発を繰り返している。

1年ほど症状は落ち着いていたのだが、3ヶ月前から耳鳴りが強く鳴り止まなくなってしまった。

試験を受けるために最近勉強をしているのだが、夜が特に「キーン・ピリピリ」とうるさく集中できない。またリラックスしたい時にも耳鳴りが気になり落ち着かないため、耳鳴りを抑えたい。

耳鼻科や精神科へは何件も受診したがどこも同じ対応なため、薬以外の方法である鍼灸、その中でも耳を専門的にみている当院に来院された。

■施術内容と経過
ストレスを感じると耳鳴りが強くなることからメンタル面の施術を行なった。ストレスが溜まやすい方の特徴として背中のコリがある。首や肩のコリを緩めると同時に背中のコリも緩めた。

2回目、一時的にだが耳鳴りが消える時間があり勉強に集中できた。音が大きく感じる時間帯もありよくなっているのかわからない状態。

3、4回と施術を重ねるたびに耳鳴りが気になる時間が減り、音も小さくなっている。リラックスできる時間も増えていき落ち着いている。

5回目、朝起きた時に音を感じる程度になっており、勉強にも集中できることから体調をみながら通院することになった。

使用した主なツボ
心兪L 黒紋L 耳衝L

■考察
今回は試験勉強が重なったことで突発的に身体にストレスが強くかかり、耳鳴りが発症したと考えられる。急激なストレスは体の緊張、今回であれば首や背中のコリが耳への血流を悪くしていた。

原因が明らかで限定的だったこともあり、早期に耳鳴りを減らすことができた。勉強に集中できるようになり良い状態で試験に望んでもらえるのでうれしく思う。

内服が苦手で違う方法を模索、鍼施術をトライ

■お客様
40代 女性 主婦

■来院
2019年1月

■症状と来院理由
3週間前、夜中にトイレに行こうと立ち上がると、右耳が聞こえづらく感じた。翌朝になっても治らず、心配になり、耳鼻科へ駆け込んだ。

聴力検査では低音域の聴力が下がっており、医師に「突発性難聴」と診断された。内服薬(ステロイド)を処方され1週間後には、徐々に聴力は回復していった。

日常生活に支障はなくなったが、現在も耳の閉塞感と耳鳴り、聞こえにくさがある。そのため、また聞こえなくなるのではないかと不安が消えない。

もともと薬を飲むのは苦手なため、別の治療方法は調べたところ、当院のホームページで首や肩のコリが耳を悪くする原因になることを知り来院された。

■施術内容と経過
耳に関係する頚や肩のコリがみられた。肘やスネのツボに鍼をしコリを緩めた。直後から耳のつまり感が少し軽減した。

2診目、耳鳴りはあるが耳のつまりは軽減している。頚や肩のコリを解消するに加え、顎の状態に注目し施術を行った。耳のつまりがさらに気にならなくなり、耳の聞こえもよりクリアになった。

その後、少しずつ耳鳴りも小さくなり、6診目にはほとんど気にならなくなった。

不安もなくなり、体の状態が安定したのを確認し、施術を終了した。

■主に使用したツボ
曲池R 養老R 条口R

■考察
耳の聞こえが良くなった後も耳つまり・耳鳴りで悩む方は多い。耳つまりが残っている場合、聴力も完全に戻っていないことも多く、今回のように不安感が消えないまま生活をしている方は少なくない。

耳に関わる頚や肩のコリをとることで耳の状態を回復させ、精神的にも肉体的にも安定させることで不安感も消え去った。

薬を使わず突発性難聴を改善したい

■お客様
50代 女性 主婦

■来院
2019年9月

■症状と来院理由
1週間前、突然音が響くようになり自分の声が「ボワンボワン」と耳の中で響くようになった。3日間様子を見たが耳の調子が戻らないため耳鼻科を受診した。

耳鼻科で聴力検査を行うと右耳の低音域が50dB程度まで下がっていた。医師に突発性難聴と診断され、薬(ステロイド)を服用するよう言われた。

しかし、薬を飲むのに抵抗があり服用しなかった。薬を服用する以外の方法で何かできることはないかとインターネットで突発性難聴について検索した。

耳を専門として施術している当院に来院された。

■施術内容と経過
突発性難聴を患っている方特有の頚や肩のコリがみられた。

背中と手に鍼をしてそのコリを緩めた。

2~3回目、同様に頚肩のコリに狙いを絞り施術を行った。日が経つにつれ日中は耳の調子が良く、響く感じがなく周りの音がよく聞こえている気がする。

5回目、閉鎖感や耳鳴りもなく日常生活に不自由がなくなった。また、耳鼻科で聴力検査を行うと全て正常値に回復していると医師に言われた。

その後も数回施術を続け、状態を安定させた。

■主に使用したツボ
T3(3)R 肘仁R 呼腰R

■考察
突発性難聴の背景には頚や肩のコリによって血流が阻害されているケースが多い。そのため、耳に関わるコリを緩めることで回復力を高めることができる。

薬を服用することも大切だが、それ以外の方法があることを耳の症状で困っている方に知ってほしい。

発症から1ヶ月以上が経過 間に合わないかと思っていた聴力が回復した症例

■お客様
50代 男性 事務

■来院
2017年8月

■症状と来院理由
6月中旬に夏風邪を引き発熱、鼻や喉の調子が悪かった。熱はすぐに下がったが、翌週サウナへ行くと、再び発熱、同時に左耳の聞こえが悪く感じた。

耳鼻科へ行くと「突発性難聴」と診断され、10日間の入院でステロイドを投薬することになった。入院中から左の耳鳴り(シー、ザー)が聞こえ、耳詰まりが出るようになった。

退院するも聴力や耳の状態に変化はなく、回復が見られなかった。子供の声や駅のアナウンスが耳に響いてしまう状態。

鍼灸がいいとの情報を得たので耳の施術で有名な鍼灸院に通うが、鍼の痛みが強く思ったような改善がみられなかったため通院をやめた。

状況を友人に相談したところ、当院を紹介され通院することを決めた。1ヶ月以上経っており、回復するか間に合わないのではないかと心配になっている。

■施術内容と経過
初回、内耳に血液を送るため首や肩周辺のコリを緩めると同時に鼻や喉の調整を行うよう施術した。4回目までは体感的な変化はみられなかったが、5回目辺りからから聞こえが少しずつ良くなっている感覚が出てきた。

10回目、体感的に聞こえがさらに良くなっている感覚が少しずつだが強くなっていた。週に2~3回の施術を続け、施術開始から4ヶ月(32回目)、耳鳴りは残るものの聴力検査では正常の値に回復していた。

さらに施術を続け、睡眠が取れていないとの話があったので、睡眠の解消、顎の調整を行い施術を続けることで耳鳴りも生活に支障がないまでに回復した。

聴力シート

■主な使用したツボ
肘鼻L 黒紋L 耳衝L

■考察
発症から1ヶ月以上経過してたので、ご本人は心配されていたが諦めず施術を続けたことが功を奏した。今回風邪を引いた後から耳の調子を悪くした為、特に喉や鼻の影響が大きかったと感じる。

また、仕事が忙しく寝るのが遅くなり、睡眠が4時間ほどしか取れていなかった。歯ぎしりをしている自覚もあり、顎に過剰な力がかかり緊張状態を作り、睡眠の質を悪くし、耳の回復を妨げていたと考える。

うるさくて精神的におかしくなりそうな耳鳴りが消失

■お客様
80代 男性 千葉県

■来院
2017年6月

■症状と来院理由
3月に左耳突発性難聴を発症。病院で薬を処方され服用するも改善の兆しが見られない。6月中旬から耳にモーター音(ウー・キーン)が鳴り、音がうるさく生活が乱れ始めた。夜は1時間おきに目を覚まし、精神的におかしくなりそうになっている。耳鳴りは1日に3~5回鳴り、鳴り始めると2~5時間続く。

耳鳴りをどうにか改善したく、娘さんがネットで検索し、耳の症例が多い当院を見つけ来院に至った。

 

聴力シート

■施術内容と経過
初回、内耳に血液を送るため首や肩のコリを緩めた。睡眠が取れないことが回復の妨げになると考え睡眠の改善も同時並行に行なった。

週2回の施術を続けることで、耳鳴りの回数が減り、時間が少しずつ短くなっていった。睡眠の改善が見えにくいことから精神的に不安定な状態に陥っていることを加味しメンタル面の改善も考慮した。「首肩こり」「メンタル面」「睡眠」3つの施術方針を軸に施術を行なった。

14回目の施術では耳鳴りは消失していた。その後もペースを施術を続けているが、耳鳴りは消失したまま生活できており精神的に安定している。

■主に使用したツボ
耳衝L 精定L 安床L

■考察
耳鳴りにより睡眠が取れなくなり、精神的にも追い込まれていた。そのため、負の連鎖から抜け出し、もとの生活を取り戻したいという本人の気持ちが強かった。耳鳴りが出る時間や体調の変化をメモしてくれていたこともあり、施術方針が立てやすかった。

はりきゅうルーム岳 大塚院