20代男性 再発した顔面神経麻痺の改善症例

主訴

昨晩から首のコリを感じ、食事での味が変だと感じられました。
以前にも左顔の顔面神経麻痺を発症し当院で回復した経験があり、その時と症状が酷似していたため、「また顔が動かなくなってしまうのではないか」という不安から当院にご連絡がありました。

就職活動中であり、このままでは就職ができるかどうかも心配されていました。

来院時は、

  • 右顔を動かすと若干の違和感
  • 耳の後ろの痛み
  • 味覚が感じにくい

といった状態でした。

症状の該当箇所のイラスト

施術内容と経過

1回目

  • 施術の写真
  • 施術の写真

この時点では、はっきりとした麻痺の症状はみられませんでした。

触診すると、顔面神経に関わる部分にコリが見られたため、さらに耳の後ろに触れると圧痛(押すと痛いこと)が見られました。
このコリと圧痛に対して、手のツボに鍼施術でアプローチしました。

今後のために、明日以降顔の動きが悪化する可能性があること、また耳鼻科を必ず受診するようにお客様にお伝えし、施術を終えました。

2回目

翌日から顔の動きが悪化し、瞬きができず、笑えなくなってしまいました。
耳鼻科を受診したところ、「ベル麻痺」の診断を受けました。

3回目~

前回より顔の動きが良くなっている感じがあり、回復傾向にあることが確認できました。

その後、週に3回のペースで施術を続けることで、日が経つにつれ回復していき、3週間で元の顔を取り戻しました。

主に使用したツボ

後谿R 面谷R 天龍R

考察

顔面神経麻痺は、発症から10日ほどは神経の炎症が強くなり、症状が悪化・麻痺が進行することが多いです。
今回のケースは、麻痺が本格的に起こる前から炎症を抑える施術ができたため、症状が悪化する期間を短く済ませることができました。

また、初回の施術で麻痺が悪化する可能性があることを事前にお伝えできていたため、お客様が不安を少なく施術に専念できた点も、早期回復に繋がったと考えられます。

お困りの方はお気軽に当院へご相談ください。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora

顔面神経麻痺について詳しくはこちら

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