顔面神経麻痺は、高校生以来2度目の発症でした。仕事で打ち合わせをしているときに、口元に覚えのある違和感を感じ、高校生での苦しい記憶が冷や汗と共によみがえりました。すぐに病院に罹り薬を処方してもらったものの、進行していく病状に不安と恐怖ばかりが募り、ネットで同じ病気に罹っている方のブログなどを読み漁っていました。
そこで「鍼」が有効であることを知りました。
麻痺が進んでいる時期は避けたほうがよい等の情報もあったため、事前に電話で相談すると、「1日でも早く施術を始めた方がよい」というアドバイスを頂き、発症後3日目で施術を開始しました。私は残念ながらラムゼイ・ハント症候群だったこともあり、発症後すぐは「麻痺が残るかもしれない」という恐怖と不安ばかりを抱えていました。
竹内さんは、ハント症候群の病気そのもの、そして私の置かれている状況を過大も過小もなく、丁寧に説明してくれて、「良くなる可能性が充分にある」ことを感じさせてくれました。
そして私もきちんと病気と向き合い、しっかり前を向く気持ちになることができました。最初の2週間ほどは、麻痺が進行していきますし、麻痺の回復はそれこそ薄皮を一枚一枚剥がすような作業なので、すぐに期待するような変化を感じないかもしれません。私は鍼を開始してから数週間ほど。
あるときから急に目に見えて回復してきたことが実感できました。仕事は1ヶ月お休みしましたが、社会復帰も思った以上に早くでき、2ヶ月半経った今では周りの人も全く気づかない、ほぼ完治といってよいくらいになりました。
どのような方法を選択するか、そしていつ開始するか。顔面神経麻痺に罹った方にはとても重要なことだと思います。私は今回、鍼を選択したことで、予後不良と云われるハント症候群を克服し、そして笑顔をとり戻すことができました。
この病気は見た目に大きな変化を伴う辛い病気です。「治したい」という気持ちでいっぱいになります。もし、この病気に悩まされている方がいらしたら、ぜひ、鍼を選択肢の一つに加えていただきたい、そう思います。
一緒に闘ってくださった竹内さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。竹内さんのおかげです。
東京都・30代・女性
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
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はりきゅうルーム岳 大塚院でございます。